熱電対・補償導線のQ&A :熱電対を端子等で接続する場合の誤差
熱電対を端子等で接続する場合の誤差についての質問に回答します!
一般的なプロセスでの計装では、熱電対の端末をJ.BOX等に集めて汎用の 端子台を用いて補償導線へつなぎ代えることが多い。 異種金属接続となるがその誤差とは? A:一般的な計測手法では、コスト低減のために熱電対で温度を計測し、 離れた箇所にある計測器までは補償導線で延長する。 安価な卑金属熱電対(K,E,J,T)であっても、熱電対線と補償導線の価格を比較すると 差が出るため、補償導線が使用される。 その際、熱電対と補償導線を端子箱で接続するが、 市販の標準的な端子盤を用いて接続することが多い。 補償導線は熱電対とほぼ同等の熱起電力特性を持った導線であるが、 端子板に用いる金属板は銅合金がほとんどで、+側・-側どちらも同一金属種である。 そのため、異種金属が熱電対回路に混在することとなり、誤差の発生を懸念されることがある。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:株式会社岡崎製作所
- 価格:応相談